2月に紋別に出かけた際(佐藤和利さん、お招きありがとうございました)、業界の大先輩である豊原煕司さんからいただいたご本。
豊原さんは、釧路市立博物館のたよりに、故郷の標茶町で土器拾いをして遊んだ子供時代の思い出を書いておられます。これがなんともいえず味わい深い文章で、私の大のお気に入りでした。大好きなその豊原ワールドが1冊の本になったとあって、帰りのバスでむさぼるように読みました。
黒曜石の露頭を探索して白滝周辺の山々を訪ね歩く豊原さんは、しばしばクマに遭遇。その緊迫感あふれるフィールドの日々をつづったエッセイ・紀行です。
同書に収められた「白滝でのクマの聞き取り」は、地元のハンターから聞き取ったクマの生態や、知られざるクマ猟のあれこれを綴ったもの。クマ猟師が高齢化し、また狩ったクマが商品として成立しなくなりつつある現在、記録としてもたいへん貴重なものになるでしょう。
豊原さん、ありがとうございました!
『クマと黒曜石』北海道出版企画センター
豊原さんは、釧路市立博物館のたよりに、故郷の標茶町で土器拾いをして遊んだ子供時代の思い出を書いておられます。これがなんともいえず味わい深い文章で、私の大のお気に入りでした。大好きなその豊原ワールドが1冊の本になったとあって、帰りのバスでむさぼるように読みました。
黒曜石の露頭を探索して白滝周辺の山々を訪ね歩く豊原さんは、しばしばクマに遭遇。その緊迫感あふれるフィールドの日々をつづったエッセイ・紀行です。
同書に収められた「白滝でのクマの聞き取り」は、地元のハンターから聞き取ったクマの生態や、知られざるクマ猟のあれこれを綴ったもの。クマ猟師が高齢化し、また狩ったクマが商品として成立しなくなりつつある現在、記録としてもたいへん貴重なものになるでしょう。
豊原さん、ありがとうございました!
『クマと黒曜石』北海道出版企画センター
978-4-8328-0901-7
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